いつもと違う春

この春は長くてゆっくりでしたね。私がここカンザス州オーセージ郡の田舎で経験してきたほとんどの春と比べてそうでした。花は遅く、果樹は困惑していたようで、ミツバチは早くに群れ、雨は豊富でした。これら全てが相まって、2、3 の興味深い初体験と慣れ親しんだ季節のパターンの変更が印象的な驚くほど緑豊かで温和な 5 月になりました。

 

 ミツバチの群れる季節が 5 月に猛烈にやって来て、2 週間以内に私たちは、いくつかの野生の群れを、また我が家の巣箱から出た群れをいくらか捕獲し、家に戻しました。 信じられないことに、私はある午後、ミツバチの庭の奥深くに座っていて、自分が作った新しい巣箱の 1 つを調査する偵察バチと思っていたものを観察していました。 小さな群れが入って来てくれないかと思っていた巣箱に出入りする十分なミツバチがいました。それから、まったく突然、うれしいことに、約 1 マイル離れた小川の底から来た群れが完全に到着し始めました。 何千匹ものミツバチが私の周りに群がって私に止まり、群れの残りを巣箱に導きました。 そして、約 10 分間、自分の巣箱の 1 つに野生の大群が自ら移動するのを観察する喜びを体験しました。 

 母の日の頃に、ジョアンナと私は、ボルチモアオリオール(ボルチモアムクドリモドキ)とオーチャードオリオール(アカクロムクドリモドキ)が、いつも彼らが巣を作る 23 本の木を破壊した深刻な天候にもかかわらず、戻ってきたことを嬉しく思いました。 そして私たちの所で初めて、ムクドリモドキがハチドリの餌台を訪れていることに気づきました。 それで、餌台の上にオレンジのマーマレードを少し置くと、すごいです。 好評でした。私は木工作業場に向かい、ちゃんとしたムクドリモドキの餌台を作るための廃材を探しました。それから 1 時間もしない内に、餌台の周りの木々に、オス、メス、そして幼いムクドリモドキがたくさんいて、順番にその上に乗りました。 私たちはグレープゼリーを入れたボウルとオレンジを半分に切って餌台に置きました。すると数時間でゼリーがなくなりました  — 4 オンス (110g) のゼリーがです。 私たちは有頂天であり、ここまで書いてきたようにムクドリモドキの愉快なふるまいを楽しみ続けています。 これまでのところ、数えると 1 ダース以上の鳥が餌台の上とその周囲に同時に来ています。 そして多くのつがいが家の周りの木々や私たちの森に巣を作っています。 私たちは毎日約 30 オンス (850g) のグレープゼリーを用意するのです!

 日々の世界を構成する苦悩と不和にもかかわらず、私たちは小さな贈り物に感謝し続け、自然が日々私たちに提供してくれるものに驚嘆していられます。 今年の春と夏に、奇妙な野生生物の行動やその他の異常な自然現象に気付いた場合は、ぜひお知らせください。 HWill@MotherEarthNews.com 宛てにメールをお送りください。今後発行していく号で観察または経験をいくつか盛り込めればと思います。

 それでは、10月にお会いしましょう。

—  ハンク

翻訳:津田 嘉江

 

。。。(今号の和訳抜粋サンプルはこちらからどうぞ

。。。(全記事は9月上旬までに最新号でお楽しみください 購読登録はこちらからどうぞ

。。。(それ以降は1年おきに発行される和訳電子版のバックナンバーお楽しみください)

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    沓名 輝政 (金曜日, 07 8月 2020 18:53)

    庭に訪れる生き物を愛でる。ステキな暮らし。
    「巣箱」の画像です。庭にあるといいですね。
    https://www.google.com/search?q=%E5%B7%A3%E7%AE%B1&tbm=isch&ved=2ahUKEwjS2fL_6IjrAhVSA94KHQnvCToQ2-cCegQIABAA&oq=%E5%B7%A3%E7%AE%B1&gs_lcp=CgNpbWcQAzICCAAyAggAMgIIADICCAAyAggAMgIIADICCAAyAggAMgIIADICCABQuN8BWMThAWC45AFoAHAAeACAAbQBiAHuA5IBAzAuM5gBAKABAaoBC2d3cy13aXotaW1nwAEB&sclient=img&ei=WiQtX9LEOdKG-AaJ3qfQAw&bih=705&biw=1366&client=safari