炉に火をつけて、スコットランドに感化されたこの傑作を作って、あなたの手仕事で夜を照らそう。
文:ジム・ウィットソン (Jim Whitson)
翻訳:沓名 輝政
伝説によると、かつて侵略軍がスコットランドの兵隊の野営地に忍び寄ろうとしたとき、侵略者の一人がアザミを踏んで痛みで悲鳴を上げ、攻撃を台無しにしたという話があります。それ以来、アザミはスコットランドの国章となっています。この火鉢は、この謙虚な花に敬意を表したものです。これで、侵略してきた北欧人を驚かせることはできなかったかもしれませんが、冷え込む夏の夜に暖めてくれることは間違いありません。
工具・材料
- オキシアセチレンのトーチ
- クロスピーンハンマー
- ボールポンチ
- 3/8 インチ (9.5 mm) センターポンチまたは 3/8 インチ (9.5 mm) ビット付きドリル
- ボールピーンハンマー
- グラインダーまたはヤスリ
- Speed Square(万能さしがね)
- ベンディングフォーク(Bending fork: 曲げ加工用の棒)
- 溶接機または火炉(お好みで)
- リベット工具
- 3/8 インチ (9.5 mm) リベット
カットリスト
1⁄2 インチ (12.7 mm) 径の丸棒(軟鋼)から
- 脚部:長さ 65 インチ (1651 mm) の部材(4本)
- バスケットリブ:長さ 40 インチ (1016 mm) の部材(12本)
- 底部フープ:長さ 32 インチ (813 mm) の部材
1/4 × 1 インチ (63.5 x 25.4 mm) の平棒(軟鋼)から
- 上部フープ:70 インチ (1778 mm) の部材
燃えて進める
火鉢のバスケットは 16 本のリブでできていて、そのうちの 4 本はバスケットの底からはみ出して脚を作ります。最初に脚を作ります。
脚
1 つの脚の端を 45 度にカットして加熱し、クロスピーンハンマーで平たくする。
バスケットの上部から始めて、43 ページの型取り図に合わせて脚をカーブさせる。治具を使用すると
役立つ。図の「F」と示されている脚の部位に到達したら、7 インチ (177.8 mm) を測定し、カットする。
脚の末端を先細りに鍛造し、長さが型取り図と一致するまで渦巻き状にカールさせる。バスケットの残りの部分の平面に直角に、渦巻き状にした端を曲げる。
ボールポンチを使用して、図面上で「R」とマークされたリベット位置それぞれに窪みを作る。ドリルまたはポンチでそれぞれに 3⁄8 インチ (9.5 mm) の穴を開ける。
残りの 3 つの脚の部材でこのプロセスを繰り返す。
バスケットリブ
バスケットリブの端を 45 度に切り、熱してボールピーンハンマーで平たくする。
バスケットの上部から始めて、43 ページの型取り図に合わせてカーブさせる。図の「リブカット」と書かれたところで残りを切り落とし、グラインダーやヤスリで縁を面取りする。
ボールポンチを使用して、図にマークされているリベット位置それぞれに窪みをつける。ドリルまたはポンチで、それぞれに 3/8 インチ (9.5 mm) の穴を開ける。
残りの 11 バスケットのリブで繰り返す。
注:トーチなしでリベットすることは、あなたの鍛造技能次第では、面倒であるか、または不可能になる。代わりに、リベットの位置にボルトを使用する。ボルトの頭を作品の外側に使用して、手作りの美学に見合うように頭を叩き潰す。
。。。(全文はバックナンバーを購入してお楽しみください)
たのしい暮らしをつくるマザーアースニューズ
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By Jim Whitson| April/May 2020
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