文と写真:ジョン・スティカ(Jon Stika)
翻訳:沓名 輝政
20世紀初頭まで、コーヒーの焙煎は、パンを焼くのと同じように、人々が毎週行う一般的な家事のひとつでした。コーヒーの焙煎は、多くの場合、ストーブの上でポッパーを使って行われました。コーヒーの生豆をかき混ぜながら、豆をパチパチ弾けさせて、色や味が好みの状態になるまで炒っていたのです。その後、世界大恐慌からの復興に伴い、焙煎されたコーヒーが手軽に手に入るようになり、家庭でのコーヒー焙煎は急速に衰退していきました。しかし今では、家庭でのコーヒー焙煎が復活しています。これは、人々がより自立的になり、本当に新鮮な一杯のコーヒーを楽しむことを学ぶためです。
昔のように、家庭でのコーヒー焙煎は、ポッパーに豆を入れて熱源でかき混ぜるだけでできます。しかし、1回のコーヒー豆の焙煎には時間がかかります。15分から20分の間、手動で豆を動かし続けるのは少々面倒ですし、煙探知機が作動するほどの煙が発生することもあります。
私が自宅でコーヒー豆を焙煎するようになってから、焙煎機の種類が増えましたが、その成功率はさまざまです。最初は熱風式ポッパーを使っていましたが、豆の焙煎はうまくいっても、高温での長時間使用には耐えられず、さまざまな電子部品が焼き切れて定期的に交換しな ければなりませんでした。また、熱風式ポッパーでは一度に焙煎できるコーヒーの量が限られているため、週に何度も豆を焙煎する必要がありました。
私が次に購入したコーヒー焙煎機は、ポップコーンポッパーを再利用したコンロ用のものでした。電気やガスのバーナーで加熱するだけのシンプルな機械でした。信頼性が高く、一度に1ポンド(450g)の豆を扱うことができました。この焙煎機の最大の欠点は、ポッパーの底で豆をかき混ぜるクランクを、豆を焙煎する間、回さなければならないことでした。このクランクを回すのに時間がかかることがあったので、モーター駆動のコーヒー焙煎機を開発し、面倒な作業を私の代わりにやってもらうことにしました。これにより、私は焙煎の進み具合を見ながら、豆をざるに上げて冷ます作業だけすればよいことになりました。
この機械を組み立てるために必要なのは、ハンドルを回すためのモーターを設計することだけでした。と言うのも、すでに私には電気バーナーも再利用のポッパーもあり、幸いなことに、適切な速度(45rpm)で回転するギヤードモーターが見つかり、プーリーの半径はポッパーのハンドルの回転半径と一致していました。これは、私のコーヒー焙煎装置の中でも最も重要な部品であり、American Science and Surplus(www.SciPlus.com)で購入することができました。
このプロジェクトの要点は、プーリーの軸の中心とポッパーの軸の中心を合わせて、2つの軸が一体となって回 転するようにすることでした。ここでは、その方法をご紹介します。
道具・材料
- 木工用鋸
- のみ
- 金槌
- ドライバー
- ドリルとビット
- ホールソーまたは糸鋸
- 細丸ヤスリ、丸型の木工用ヤスリ、またはサンドペーパー
- ワイヤーストリッパーまたはカッターナイフ
- 21/2インチ(64mm)のデッキネジまたはその他の木ねじ
- #10-32×2インチ[外径約4.8mm、32山、0.79mmピッチ]の小ネジ
- #6または8番(3.5または4.1mm)のナベ小ネジ
- グレート・ノーザン社製ポップコーンポッパーCusimax1,500Wの電気ホットプレート
- 45rpmの24VDCギアモーターとプーリー
- DC24Vの電源2x4材(2x8材、1x8材、ベニヤ板、木製の棚板などがあると便利)
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* 和訳全文は1年おきに発行される和訳電子版のバックナンバーでお楽しみください
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