オンでもオフグリッドでも機能するシンプルで安価な屋外用シャワーを作ろう。
文と写真:ラリー・スチュワンデス(Larry Schwandes)
翻訳校正:沓名 輝政
雨水を集めたら、植物に与えるだけでなく、いくつかの方法でその水を使うことができます。そのひとつが、屋外にシャワーを作ることです。
近所のホームセンターで見つけた材料で、雨水シャワーを作りました。2x4材と 2x2材を使って、シャワーヘッドを置くための長方形のラックを作りました。その上部にアイフックをねじ込み、都合のいい場所に吊るしたり、木に釘付けしたりできるようにしました。このラックに小容量のシャワーヘッドを取り付け、ガーデンホースと亜鉛メッキの継手を使って水中ポンプに取り付けています。
黒く塗った5ガロン(19L)のバケツを使って雨水を溜めて、ポンプを使いシャワーにしています。水が冷たすぎる場合は、バケツを日なたに移動して、しばらく温めます。雨水回収装置にゴミ取りフィルターが付いている場合は、回収した雨水はシャワーを浴びるのに十分なほどきれいな状態です。心配な方は、シャワーを浴びる数時間前に、無香料の漂白剤を少量入れておくとよいでしょう。シャワーを浴びるときは、環境を汚染しないように、生分解性の石鹸やシャンプーを使いましょう。
また、シャワーと一緒に太陽熱温水器も作りました。黒く塗った合板で温水器のフレームを作りました。合板の上に、黒く塗ったCPVCパイプとエルボで、水を温めるシステムを作りました。太陽熱温水器は、太陽光の効果を高めるためにプラスチックボードで覆いました。
小型の水中噴水ポンプで水を循環させ、太陽熱温水器からプラスチックチューブでバケツに戻しています。水が温まりバケツに戻ったら、バケツをシャワーの横に移動したり、小型ポンプをガーデンホース接続の大型ポンプと交換し、シャワーヘッドに接続したりすることができます。
シャワーと太陽熱温水器の両方とも、水中ポンプに電力を供給する12Vの車載バッテリーとソーラーインバータを使用して、オフグリッドで機能させることができます。
私はシャワーの部品に118.28ドル、プラス太陽熱温水器の部品に99ドル(カーバッテリーとインバータは含まず)を費やしました。あなたのコストは、あなたの手持ちの部品に応じて、異なることかと思います。。。
* 和訳全文は1年おきに発行される和訳電子版のバックナンバーでお楽しみください
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