マザーアースニューズの編集長は、雑誌の創刊号以来、読者であり、創立50周年を迎えることを楽しみにしています。
マザーアースニューズは実質的に50周年を迎えていますが、来年を50周年と数えたいと思います。私は今でも 1969 年の終わり頃、私の最初の号の到着を待っていた興奮を覚えています — 私は 8 年生 [日本の中2] でした。 人生初の定期購読、ロデール研究所の「Organic Gardening and Farming」で目にしたのは、 ある広告でした。 家族のみんなは、何かしら理由をつけて、通信販売に懐疑的でしたが、私は苦労して稼いだ現金の山と引き換えに小切手を書くように私の母を納得させました。 そして、その注文書は、通知表の 1 レベルの手書きで、手垢まみれの HB の鉛筆を使って埋めたのですが、出版元へ迷わずたどり着いたのです。待たされることなくすぐに、創刊号が手元に届きました。
左利きで、軽度の失読症の私は、雑誌の裏側をめくって読み始めました。 裏には Gurney Seed and Nursery Co. からの広告がありましたが、 私の知っている会社でした。というのも家族がノースダコタ州で種苗の事業を営んでいたからで、、 Gurney はサウスダコタ州ヤンクトンにありました。 広告の見出しはくっきりと「種屋はあなたが信頼できる人であるべき!」だと。 あぁ、この言葉は、古めかしくて、全てを語り尽くすものではありませんが、かつてないほど重大です。 その創刊号で、私は Twin Oaks コミュニティプロジェクトに関する記事を熟読し、若干 13 歳の私自身が、果たして自給自足生活に似通った道を見出せるものかと思案しました。 それから私は、土地の一画に必要なのを構築して野菜を育てることにより、適度な収入でうまく暮らす方法についての記事を貪るように読みとました。
長年の間、私は在宅ビジネスについての体験談を読み、私が大学や大学院に通ったシカゴの私の部屋にも応用してみました。 空き区画で自分たちの食べ物の多くを育て、それから近所で売るためにアルファルファ、二十日大根、豆を発芽させました。 ぶどうを栽培し、ビールとワインを作り、トマトをビン詰にし、サヤインゲンを冷凍し、良い現金収入となり生計に役立てました。 マザーアースニューズは私の人生に大きな影響を与えました。 私の自立力、勤勉さ、人様の手助けという芯となる価値観を強化してくれました。 必要以上に栽培して、いくらか保管して販売したり、持たざる人に与えたりすることを教えてくれました。広い心を持つこと、偏見で除け者を生み出さないこと、私たちを支える土地、水、空気、生命を尊重することを教えてくれました。 マザーのおかげで、私は木造船、我が家の最初のビニールハウス、鶏小屋、安価な農家の家具を作ることができると確信できました。マザーのおかげで、私は、大事に使い、再利用し、他用途に活かし、やりくりすることを気にかけるようになったのです。
今後の号では、過去からの由緒ある文章や画像を再発行することによって、私たちの黄金の記念日をあなたと祝いたいと思います。 そして、あなたがマザーを発見した話や、マザーの大きなコミュニティがあなたの人生の歩みにどのような影響を与えたかを語ることで、祝うのを手伝っていただきたいです。私宛で電子メール HWill@MotherEarthNews.com を送ってください。 今後数ヶ月の間に、寄せられた話を読者と共有するためにスペースを割いていきます。
また6月にお会いしましょう
— ハンク
翻訳:沓名 輝政
50 Years of MOTHER EARTH NEWS and Counting
By Oscar H. Will III
April/May 2019
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