鍛冶を始めたいです。薪焚きと石炭焚きの鍛冶炉の違いは何ですか?薪焚きの鍛冶炉は本当に鍛冶するのに十分なほど熱くなっていますか?
文:JC Crone, aka Mrs. Wranglerstar
翻訳:金広 まさみ
私たちは趣味に熱中する人ですが、木を燃やすのと石炭を燃やすのと両方の鍛冶炉を農場に所有しています。鍛冶仕事を始めるためにブレーキドラムで石炭を燃やす炉を作ることから始めました。そして今は、商用に作られた木を燃やす炉を使っています。「商用に作られた」と言うものの、実際にはオレゴン州のウィトロックス農場 (Whitlox Homestead) という小さな自宅教育の農業家族の手作りです。個人的には多くの理由で、木を燃やす炉を使うのをとても楽しんでいますが、石炭にも利点があります。
石炭とプロパンは最も典型的な鍛冶炉で使う燃料だ。東海岸では、石炭は容易に入手でき、そのため西海岸より値段が手頃。石炭は木より効率よく熱く燃えます。その効率のため、必要な石炭の量は、実際に少ないです。1時間で19リットルバケツいっぱいの木片に対して、およそマスクメロンの大きさの石炭1個を燃やすことに。
石炭が燃える時、タール、油とガスが焼け尽きて、残るのは「コール」とか「コークス」という純粋な炭素です。あいにく、石炭を燃やす時、刺すような煙を吸い、顔や服が黒くなります。そしてきれいに燃える木を使う時より楽しい経験が少ないです。明らかに、適切な換気装置で否定的な面を軽くできるでしょうが、趣味に熱中する人としては時間とお金の投資を正当化できません。
それに対して、木を燃やした時は、木炭になり、灰になるまで燃え続けます。溶接に必要な強烈な熱を供給する木炭です。木は、きれいに燃える傾向があり、結果として木灰になります。それは石炭灰と違って、庭や果樹園で有益な使い道があります。木はまた、自分の所有地にある再生可能な資源からのものだし、手に入れるのに費用がかからりません ― いつも鍛冶炉にとって完璧な大量の木片があるのです。人の手が入っていない乾燥した木を使うのが一番良いです。軟木は堅木より早く炭になり、灰が少ないです。木片が小さいほど早く炭になり、より多く熱を出すのを覚えておいて下さい。しかし、小さ過ぎると、しょっちゅう木を入れ直す必要がある。各辺が7.5cmぐらいの大体同形のものか、5cm × 15cm ぐらいの木切れを使うようにしましょう。
私たちの木を燃やす炉は炭と熱を一か所に追いやるV字型で、石炭を燃やす炉でしなければならないような炉の真ん中にもっと燃料を入れる手間を省きます。時間と労力を省き、より均一な熱を生みます。この火を管理する簡単な方法で、火が広がらないようにし、鍛冶仕事に必要な集中した熱を生みます。集中した火で気流が簡単に調整できます。空気が多いと火が盛んになるが、また火を消したり、冷たい所を作ったりもすることを覚えておきましょう。
たのしい暮らしをつくる
マザーアースニューズ
Best Fuel for a Blacksmith Forge
By JC Crone, aka Mrs. Wranglerstar
December 2016/January 2017
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