野鳥から鶏に移ると聞いて、鳥インフルエンザの報告にやきもきしています。どのように私の群れを守れば良いのでしょうか?
私はアメリカ北西部の、本当の平飼い、在来種、多くの種類の家禽農家だ。野生の渡り鳥の群れのまっすぐな通り道にある牧草地で、在来種の鶏、アヒル、七面鳥とガチョウを一群れにして、一緒に飼育しています。2015年に私の地域で、鳥インフルエンザが発生しました。ほとんどの飼育者が避難したことでしょう。しかし、私の平飼いの鶏は病気になっていないし、なったことがないし、ならないだろうと予測しています。アメリカ合衆国農務省(USDA)が提案する防疫措置と同じではないですが、農場に非常に優れた防疫措置を整備しています。十分に危険を理解し、ウィルスが群れに定着し家族と地域社会を危険に曝さないと言い切れます。私の防疫措置は万人向きではありません。あなたがパートタイムの家禽飼育者で、鳥と家畜がむしろ後回し、または家畜のケージ飼いを選択し、私が提案する措置全部に取り組まないなら、たぶんUSDAの防疫措置があなたの環境には合っているでしょう。
USDAの産業的防疫措置を使うか、別の実現可能な解決策を見つけるかどうかの決定に直面した時、野鳥はウィルスの保菌者であることが多いにも関わらず、何故ごく僅かの割合だけがこの致命的な感染で実際に病気になるのかと思いました。野鳥はいつものようにウィルスに曝されているのに、何故健康でいるのか?野生だから。彼らは、たくさんの日光、いろいろな食物、運動能力、つり合いのとれた群れ、自然なライフサイクルという天恵を与えられています。私の解決策は、かなり簡単:自然を見習って、必要な所に少しだけ人間が干渉します。
鶏の鳥インフルエンザを防ぐため私が見つけた手順:
1.鶏を広い種々の新鮮な牧草地で平飼いする。多数の草;豆;エルダーベリーやブラックベリーのようなベリー;昆虫;ミミズやナメクジ;そしてオレガノ、オオバコ、セージといった健康増進のハーブを利用するのにまかせる。季節的な天候と牧草地の現状によるが、1羽につきアヒルと鶏には約0.46~0.92㎡、七面鳥とガチョウは0.92~1.85㎡与える。よく交替させる;植物が小さな鳥の足でもつれたようになったら、鳥を新鮮な牧草地に交替させる。その空間で、鳥に運動し、美味しい葉をもぐもぐ食べ、昆虫をさっと取って、新鮮な空気を吸う十分な機会を与える。
2.家畜にきれいな水、有機リンゴ酢、オレガノエッセンシャルオイルを与える。夏の終わり、野鳥の渡りが起こる直前に、水3.7リットルにつき小さじ2、3杯の有機リンゴ酢と15滴のオレガノエッセンシャルオイルを給水器に入れ始める。この処置は、悪い細菌とウィルスが群れを感染させるのを止め、免疫システムを増進する非常に優れた微生物を鳥に供給することに。
3.群れを乾いた安全な小屋に自由に出入りさせる。小屋が捕食者から安全なようにする。
捕食者ストレスは雨、雪、氷、風や過剰な日当たりと同じくらい、家畜の健康を傷つける。
乾いた安全な小屋への出入りで、鳥とあなたは窮地から脱出できる。
4.自然の群れの環境をまねる。そこでは、母鳥が孵化させ若鶏を立派な雌に育て、群れを守り世話する。そして鳥は自然に歳を重ねて収穫される。この自然なライフスタイルと周期を支える良い遺伝的特徴を持っているので、在来種を探し求める。自然の群れの環境をまねることは、鳥のストレスレベルを下げ、継続性を生む。そして立派な遺伝的特徴と技術が次の世代に確実に伝わる。
5.必ず鳥がたくさん日光を浴びるようにする。日光は鳥インフルエンザウィルスを殺し、鳥の免疫システムを高めるビタミンD生成を促進する。日光はそんな良いもの。
6. 最後に特に、あなた自身を守る。群れの中で鳥インフルエンザウィルスを止めたとしても、まだあなた自身がさらされている。鳥を扱う仕事の時には、使い捨てのニトリル手袋をする。事後毎回手を洗う。決まったワークブーツを履いて、終わったら汚れをすすぎ落として、過酸化水素粉末、カスティール石鹸と水でゆすいで正面ドアの外のブーツ用バスマットの上に保管。外の家禽の糞を足に付けて家に持ち込まないようにする。
一緒に、この致命的なウィルスの蔓延を止め、動物と私たち自身によく気を付けることができるのです。
たのしい暮らしをつくる
マザーアースニューズ
Prevent Bird Flu in Your Chickens
By Rachel Falco of Falco’s Farm
December 2016/January 2017
コメントをお書きください