世代の垣根なく一緒に育てて楽しめる組合せ、トウモロコシと豆は、伝統的な夏の風味。菜園からの採れたても、夏のレシピに添えても、堪能できる。
文と写真：Barbara Damrosch
翻訳：内野 清美
歴史、菜園、キッチン。トウモロコシと豆の付き合いは長い。ネイティブアメリカンがそう呼ぶ「3姉妹」の中の2人姉妹として幸せに共存している。つる性の豆はトウモロコシの茎を登り、カボチャの大きい葉は大地の絨毯となる。最近の菜園者はそれぞれに植床を作り、3姉妹の伝統的栽培に用いられる粉末用トウモロコシではなくスイートコーンを植える傾向にある。しかし多種多様なトウモロコシと豆は長きに渡り関わり合ってきた。以下のスイートコーンや豆のレシピの様に、彼女たちを手元に置くことは夏の楽しみとなる。
トウモロコシの家庭栽培
アメリカ人はスイートコーンが大好きだ。バターを顎まで滴らせながらむしゃむしゃと食べるトウモロコシは忘れ難い夏の思い出だ。正しく計画すればトウモロコシにまつわる事柄は全て野外で味わえる。収穫したら野外でヒゲや皮を取り除くと、キッチンを散らからない。。ハーブ入りバターを塗りアルミホイルで包んだトウモロコシを裏庭で炭火かグリルでローストする。あるいは、採れたてを水に浸し熱が通るまでグリルした後皮をむき、バターを塗り味付けする。食べ終わった後の芯はコンポストに投げ入れればいい。トウモロコシ畑に立ったまま生のトウモロコシを食べたことだってある。採りたてのトウモロコシはそれほど柔らかく甘いのだ。
トウモロコシはハンサムな作物だ。小さな森の様に風景をデザインできる。フェンス沿いの肥沃な植床に植え、成長に合わせてフェンスに誘引していく。倒れるのを防ぐことができるし、菜園の防風。。。
たのしい暮らしをつくる
マザーアースニューズ
Two Sisters: Growing Corn and Shell Beans at Home
By Barbara Damrosch
August/September 2016
コメントをお書きください