ワセリンが鳥のとさかの凍傷防止に効果があると聞きました。早速、ワセリンを用意して、鳥たちを集めたほうが良いでしょうか?
だがおそらく、効果はないでしょう。時に冬の寒さは、鳥のとさかの先端に損傷を与えることがあり、皮下組織が凍結したところに黒い斑点が見られます。とさかにワセリンを塗ると、唇に塗るのと同じように、ひび割れを防ぐ効果があります。しかし、一部の家禽愛好家の長年の定説にもかかわらず、家禽栄養管理の専門家であるカンザス州立大学のスコット・ベイヤー博士(Dr. Scott Beyer)は、ワセリンの成分には防護する性質は含まれていないことを立証しています。
鳥の凍傷と闘うには、家禽の種の選択の方が賢明です。厳寒地域に住んでいれば、小さな「くるみ冠」や「バラ冠」を持つものや肉垂が小さな種、「テャンテクラー (Chantecler)」や「バックアイ (Buckeye)」を選ぶと良いです。これらの種は、凍傷に強い特徴を持つとされています。また、隙間風の入らない鳥小屋を用意して、鳥たちを常に乾燥した状態に保ってあげることも重要。もし寒冷予報が出ていたら、低温から鳥を守る為、小屋に温熱ランプをつけることを検討してみると良いです。
Can Petroleum Jelly Protect Chicken Combs from Frostbite?
11/25/2015 11:13:00 AM
コメントをお書きください