将来の家主のために、家の庭図を作る

不動産業者によると、人々は平均で7年ごとに家を買い換えているという。

つまり、マザーアースニューズの読者もあと数年後には、愛着あるお庭を手放すことになるのである。

 夫と私が初めてマイホームを買った時、やっと庭を手に入れられたと感激し、食用や観賞用の植物を植えた。

仕事のため、家を売らなくてはいけなくなった時、家の中よりも、外の方が手放すのがつらいことを知っていた。

なぜなら、9年間庭造りを楽しんだ思い出の場所だし、家を売ることはもちろん、これまで植えた植物たちを失うことでもあったから。だから新しい家主にも、庭造りを楽しんで、知らぬ間に植物を抜いてしまわないように、庭に何が植えてあるのか知って欲しかった。

 昔、地図を作っていたことがあったので、庭図を作ることにした。新しい家主には、植物の名前とスプリンクラーの場所を記した庭の簡単なスケッチを渡した。地図製作の知識がなくても庭のスケッチは作ることができる。オリジナルのスケッチは完璧である必要はないし、寸法を測って正しく描く必要もない。目的は、あなたの庭のイメージを視覚的に共有することだから。

 今、私の家族は別の州で新しい家に住んでいる。庭のスケッチがあれば、と思う(でも、知らない植物に出会うたびに、掘り起こしてみるのを密かな楽しみにしているのも事実だけど!)

ヘザー・ビラ

オレゴン州ローズバーグ

 

愉しい暮らしの工夫の宝庫

マザーアースニューズ

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Make a Landscaping and Yard Map for Future Owners

By Heather Villa 

October/November 2015