トマトは新世界の果物だったかな。でも、この夏サラダはイタリア生まれ。キッチンカウンターに熟したトマトを山積みしるなら、お試しあれ。十分に熟していて、厚切りパンに果汁がしみ込む。やや堅くなったパンがおススメ。でも、新鮮なパンでもOK。お好みに応じてオーブンで少しカリッとさせる。最重要ポイントは、十分に熟したトマトを使うこと。オーガニックや自家製(少なくとも地元産)のものを、手に入る最良のパン(カリカリ、素朴、しみ込む)と一緒に。これは感覚的な料理。一番良いのは、道具でなく指で作ること。4〜6人前。
材料
・ クラストがあるパン(角切りかちぎったもの) ・・・ 8カップ
・ ニンニク(おろしか圧搾) ・・・ ひとかけ
・ エクストラバージンオリーブオイル ・・・ 1/3カップ
・ 塩 ・・・ ひとつまみ
・ ひきたての黒コショウ
・ 熟したトマト ・・・ 3〜4個(細かく潰して4カップ分)
・ 熟したピーマン(出来ればオレンジか黄色。種を取り除き細かく潰したもの) ・・・ 2つ
・ ワケギ(緑と白の部分両方潰したもの) ・・・ 3つ
・ 新鮮なバジルの葉(小さければ丸ごと。大きければ細かくちぎったもの) ・・・1/2カップ
作り方
大きなサラダボウルにパンを入れる。オリーブオイルにニンニクを加え、塩コショウと一緒にパンの上にまぶす。混ざり合うよう、よくかき混ぜる。熱湯を上からかけて、皮がするりとむけるようにして、トマトの皮をむく。
細かくカットするか、手でちぎって細かくしてから、パンが入ったボウルに入れて、かき混ぜる。混ざり合ったら、5分ほどおくが、この時冷蔵しない。味見をして、必要なら塩コショウを加える。コショウとワケギを加えて、もう一度混ぜ合わせる。新鮮なバジルをまぶして直ぐに、室温で、食卓へ出す。
By Barbara Damrosch
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