フロマージュ・ブランやシェーブルを創るには直接投入スターター【使いきりの菌】が要る (レシピの下のチーズ作りの備品を参照) 。どちらのチーズも、およそ2日間の待ち時間を経てから、食べられるようになる。ヤギのミルクを使うと、シェーブルができ、牛のミルクならフロマージュ・ブランになる。食感がクリーミーかパサパサかの違い:水切りを長くするほどパサパサに。出来上がりは約700g。
ヤギか牛のミルク ・・・ 3.8 L (1ガロン)
直接投入 フロマージュ・ブランかシェブレの培養菌(あるいは、小さじ1/4の中温性培養菌と冷水大さじ1で希釈した凝乳液1滴)・・・ 1 包み
塩、味付けに ・・・ 小さじ1/4 (お好みで)
1. ミルクを熱する。厚底の耐酸性の鍋に入れ、ミルクを弱めの中火にかけ、30℃になるまで熱する。焦げ付かないようかき混ぜ続ける。30℃になったら火から降ろす。
2. ミルクを酸化させる。酸化すると、凝乳と乳清に分離する。温かいほど、分離に必要な酸でが少なくてすむ。ミルクが適切な温度に達したら、火から降ろして、自ら酸を生み出す、レシピ指定の酸や細菌を加える。レシピに、粉末の細菌スターターとあるなら、ミルクの上からまぶして、1分間そのままにしてから、優しく数分間かき混ぜ続ける。鍋をそのまま 10~20 分間置いてから、水切りする。スターターをミルクの上からかけて、そのまま数分間置いてから、優しく数分間かき混ぜ続ける。
室温に置いて待つと、凝乳の塊が鍋の壁からずり落ちて、上部を覆う乳精の透明な層ができる。
3. 凝乳を排出する。湿らしたチーズクロスを水きりボールにぴったり付け、大きなボールか流しの上に固定する。凝乳をひしゃくですくい、クロスで覆った水きりボールに移し、30分間水を切る。最初の水切りの後、凝乳の上から塩をまぶして、チーズに塩気を付け、まんべんなく混ぜる。
凝乳を30分寝かせて、(お好みで) 表面に塩をまぶして、まんべんなく混ぜる。水切りのためにチーズを吊るすには、チーズクロスの角をまとめて結んで (あるいは輪ゴムを使う)、流しかボウルの上に吊るして乳精を受ける。室温で6~12時間吊るして水切りするか、形を整える (次のステップを参照)。
4. お好みで:チーズを形作る。水切りボウルで 30 分間水を切った後、凝乳をスプーンですくって、穴の空いたチーズ型へ移す。型が、へりを付けたベーキングシート上に置いたラックの上で排水するようにして、6~12時間置く。形成されたチーズは、スパイスやハーブとからめてから、食卓へ出しても良い。
5. チーズを保管する。覆いをして数週間冷蔵する。細菌スターターを加えたので、冷蔵最初の数日の熟成でチーズの風味が高まる。チーズは最大6ヶ月冷凍出来る。冷凍する場合は、ステップ 3 で塩を加えない。その代わり、解凍したチーズに味付けしてから食卓へ上げる。
フレッシュチーズの作り方: 基本ステップ
3/7/2014 9:03:00 AM
By Tabitha Alterman
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