コルクは手で取られ、様々な製品が作られる。製品には、サステナブルなコルクの床やワインの栓などがある。サステナブルに取られたコルクは美しい床材となり、他のサステナブルな床と同程度の価格。
新しい床を張ろうと探していて、エコなものにしたいです。何か提案してくれませんか?
竹は、持続可能に刈られた木で、再生品から作られたリノリウム床も、エコな床材。また、ほとんどの大きなホームセンターにあるコルクの床は、他の種類の持続可能な床材と同程度の価格帯。美しく、エコな資材。
コルク製品は、コルクガシの木(Quercus suber)の皮から作られます。世界のコルクの多くはポルトガルの森林から来ます。乾燥に強い木でよく育ちます。伐採する人は、初夏の間に、木の皮を切ってはぎます。形成層は生きたまま残して、外側の皮を取り除く工程です。その後コルクの木は無傷のまま9年程育ち、再び皮をはがされます。
ポルトガルのコルクガシの森林の多くは、個人の所有です。彼らは、(コルクガシの皮を取らない時期に)薬用ハーブを育て、ハチミツを作り、松の実を集め、森のコルクガシのドングリで受賞歴のあるスペインの黒豚を育てます。
持続可能なコルクの床は、コルク栓から「廃品」コルクの微粒粉を混ぜて接着して作られます。木目調からタイルのようなものまで幅広い種類の仕上げがあり、元々水をはじき、遮音するのは有難い特性。他の持続可能なコルク製品も見落とさないで下さい。壁の断熱は、ヨーロッパで人気急上昇中で、元来持つ防炎性と遮音性が要因。持続可能なコルクの伐採を支援したり、学びたいならば、 Amorim Cork をチェックして、ホンモノのコルクで作られたコルク栓が付いたワインを選びましょう。
乾杯!
(写真上) コルクは、手で採取され、様々な製品になる。持続可能なコルクの床やコルク栓など。
(写真下) コルクは、およそ9年おきに、コルクの木が無傷で育ち続けるような方法で、手で採取される。
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