遺伝子組み換え食品を避ける方法

Illustration By Barry T. Fitzgerald
Illustration By Barry T. Fitzgerald

平均的なスーパーは、遺伝子組み換え食品であふれている。この記事は、どうやって、そのような製品を避けられるか述べたもの。

  合衆国では、スーパーマーケットにある70%かそれ以上の食品が、直接あるいは間接的に、遺伝子組換え(GM)成分を含んでいる。右のイラストは、いかにGM食品が食料雑貨店の棚に普及しているかを示している。

  GM食品を避ける唯一の方法は、どの成分が遺伝子組換えになりがちか知ること。それから、ラベルを注意深く読んだり、常にGM不使用認定のオーガニック食品を選んだりすること。

  イラストは、店の棚のGM食品の概算パーセント。この問題をもっと学ぶには、The Threats From Genetically Modified Foodsを参照。

 

  乳製品/卵。オーガニックやrBST-freeとラベル付されてなければ、乳製品コーナーの物(ミルク、チーズ、ヨーグルト)は何でも、おそらくrBSTを注射した牛のミルクを含んでいる。GMホルモンは、かつて牛に多くのミルクを出させていた。またおそらく、牛も鶏も、GMコーン、大豆、アブラナを与えられている。

  肉。GMコーンと大豆は、合衆国で非常に浸透していて、肉コーナーの物は何でも、GM作物を与えられた動物から来ている。

  生鮮食品。まだGM品目は多くないが、GMスイートコーンが2012年に登場している。

  シリアル。オーガニックとラベル付されなければ、シリアルはおそらくGM成分を含んでいる。主に、高果糖のコーンシロップと他のコーン製品、大豆、ミルク蛋白だ。「ナチュラル」ラベルに騙されてはならない。ラベルは無意味。

  クッキー/スナック/チップス。ほとんど全てが、高果糖コーンシロップ;大豆、コーン、サラダ油;大豆レシチンや他の大豆分離品;他の添加物を含み、それら全てがGMコーンや大豆由来だ。

  パスタ/米/豆。かなり安全。なぜなら、小麦、米、豆は“未だ”遺伝子組み換えされていないから。でも、レトルト食品のパスタは要注意。GM成分を含んでいる。

  アイスクリーム/冷凍食品。オーガニックとラベル付けが無ければ、ほぼ確実にGM成分が入っていて、GM成分には、コーン、大豆製品、rBSTミルクの乳清蛋白、GMテンサイ糖などが含まれる。

  油/脂肪/ショートニング。オリーブ油は非GM。“野菜油”はたいていGM。コーン、大豆、キャノーラオイルがそうだ。固形のショートニングは酸化させたキャノーラ、コーン、大豆油だ。

  調味料/調理済み食品。これらのアイテムは全て、オーガニックとラベル付けが無い限り、GMの大豆、コーン、キャノーラを含んでいる。

  パン/クラッカー。市販のパンは、ほとんど全て、コーンシロップと大豆由来の成分で出来ている。

 

 

 

How to Avoid Genetically Modified Food
October/November 2012
By Robin Mather