いかに、借金に踏み込まず、ガマンと贅沢を織り混ぜて、理想の住まいを作ったかを読者が公開。
(写真) 南アフリカのロイ・トレンバスのログハウス。外来種のユーカリの木から作られた。
私たちの多くが、いつか自分好みの家を持ちたいと望んでいるが、何十年にもわたる借金に陥るのを恐れている。以下のレポートでは、要領が良く、独創的なやり方で、ローンを避けつつ自分の家を建てたり所有したりしたマザーアースニューズ読者の実例を説明。
これらの借金なしの家は様々 ― カリフォルニアのジオデシック・キットから南アフリカの広々としたログハウスまで ― だが、みんな言うことが一貫している。革新、忍耐、学ぶ意欲があれば、あなたにもできる。
自分の土地を計画
自分で家を建てるか、あるいは作業者を雇うつもりなのか。ゼロから家を建てるか、あるいは修繕すれば住める家を見つけるつもりなのか。どのくらいの大きさの家にしたいか決めよう ― 小さいほど、支払いも少ない。仮の住まいを用意する必要があるかどうかも考えよう。例えば、RVやトレーラーを家の建設中に使うなど。
引っ越した後に、仮の住まいを売ったお金を自分の家に使える。まっさらな状態から始めると途方に暮れるかもしれないが、以下の読者の助言に忠実に従い、道案内やひらめきにつながる後述のおすすめ情報も学べば、借金なしの暮らしを確実にする自分の道筋を歩み出せるだろう。
土地の法律を学ぶ: どこに建てるか決めたら、群や市に確認して、建築基準や監査要件に適合させる必要があるかどうか調べよう。田舎の地域なら、電気や下水の監査だけですむかもしれない。その他の地域なら、幅広い監査や許可が必要になるかもしれない。建てる前に知るべき建築基準情報は「Essential Advice for Owner-Builders(自分で建てる人向けの基本アドバイス)」 http://goo.gl/nXbBPg を参照。
住居を復活: 見捨てられた家を改築するのは大きな節約になる方法のひとつ。ジュリー・フィスターと彼女の夫トムは、ネブラスカ州シドニーで息子と住んでいる。ほぼ37㎡の第二次世界大戦時代のキットハウスで、焼け落ちて使用に適さないものだった。ところが、所有者から5,000ドルで買った。すぐに分かったことだが、建築計画に署名する市の技官を見つけ、改修の各段階で監査を受けなければならなかった。また、保険をかけてから、未完成の家で作業し、住む必要もあった。思い止どまる事なく、彼らは、壊れた家屋の中身をバケツで何杯も何杯も取り出し、バンガローが徐々に、小さくてエネルギー効率の良い家に変身した。1年足らずで、移り住んだ。フィスター夫妻は、全作業を自分たちで行い、全てもう一回やれると言っている。「真新しいことを始めなくてもいいんです。あるもので始めて、省力的に、常識の範囲で完成できるんですよ。」とジュリーは言う。
DIYする: このような計画に着手するノウハウが無いと嘆く前に、学ぶ気があるかどうか自分に問いかけよう。新しいスキルを学ぶ心積もりが、一番大事な活かせる道具 ― とても忍耐力がいるが。ロイ・トレンバスは、南アフリカのDIY愛好者で、こう助言している。復習をすること。ロイは家を建てるのに自分のした行動全てを研究し、彼のDIY思考はいつも倹約につながることが分かった。
ロイは、自分の使う材木を伐採し、中古のノコギリを買い、自分で床材をカットし、自分で家具を作った。彼の334㎡の家の費用は、およそ25,000ドル ― 同じ広さの家に充てるローンの頭金にも満たない。。。
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Debt-Free Living in Your Dream Home
By Amanda Sorell
June/July 2014
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