英語、生物学、歴史その他の多くの分野の博士課程の学生は、研究したり学位を取ったりする間に、彼らを支える奨学金を長い間競い合ってきた。そして今、奨学金制度に、わくわくするような新しい教科が加わった。
Clif Bar Family Foundation( http://www.clifbarfamilyfoundation.org/)は合衆国初の有機植物の育種への奨学金を授与すると発表。有機種の新たな取り組みによる資金を得て、Seed Mattersは、3千万円の奨学金を3人の博士課程の学生が有機植物育種を学ぶ為に5年間支給した。
Seed Matters(http://www.seedmatters.org/)は大学の教授と直接やりとりをして奨学金の受給者を選択した。最初の3人の奨学金卒業生は、大麦、とうもろこし、ブロッコリー、さやいんげん、キヌア、小麦そして被覆作物などの有機作物の品質や持続可能性、生産量を向上させる研究を行っている。Seed Mattersによると、2013年5月現在までに6人の学生に奨学金を支給し年末までには9人に達する、そして彼らが支給した奨学金の総額は1億円以上にも上る。
この奨学金制度は有機農家に有機栽培に適応した新種の種を配備するのに加えて、有機の研究、教育、起業家精神においてリーダーシップをとる次の世代を育成する。「有機種システムは健康で回復力のある農業と食のシステムの根底を成す土台である」とSeed MattersのディレクターMatthew Dillonは言う。「種は農家にとって、害虫被害や地球環境の混乱に対する自己防衛の最前線であり、私たちが口にする食べ物の栄養や全体の質にも大きな違いをもたらす。」
Seed Mattersは2009年に1億円の出資金で設立された。今日では、人間にも地球にも健康的な有機の種と農産物の向上と保全の提唱者である組織や企業(Annie’s、Earthbound Farm Organic、Eileen Fisher、Organically Grown Company、Organic Valley、Vitalis Seed、Whole Foods Marketを含む)の連合となっている。
私たちは有機種の袋を高々と掲げて祝福する!
ー Shelly Stonebrook
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